アメリカのバイデン政権は、ウクライナへの侵攻を続けるロシアを支援した企業と個人に対する制裁措置を発表し、韓国人が初めて制裁の対象に指定されました。 
 
アメリカ財務省は、ロシアの兵器調達を支援した150か国の企業と個人に対する制裁措置を発表し、制裁の対象に61歳の韓国人を加えたと明らかにしました。
 
財務省は、この韓国人について、アメリカが制裁対象に指定したロシア企業、AKマイクロテックの中核的な調達エージェントだと説明しました。
 
財務省はまた、ことし7月に財務省のブラックリストに載せたAKマイクロテックは、海外の半導体技術をロシアの電子機器メーカーに移転していると説明しました。
 
アメリカの企業と個人は、財務省が指定した制裁の対象者と取り引きを行うことが禁じられています。

また、制裁の対象者は、アメリカを訪問できないほか、アメリカにある資産が凍結されます。