キンパプやトッポッキなど韓国の食べ物の海外での人気に支えられ、韓国のコメの加工食品の去年の輸出額は、おととしより20%増え、過去最高となりました。
農林畜産食品部が29日にまとめたところによりますと、去年のコメの加工食品の輸出額は2億1723万ドルで、おととしの同じ期間に比べて19.5%増え、初めて2億ドルを超えました。
コメの加工食品の年間輸出額は、2015年は5434万ドルでしたが、その後、毎年増え続け、おととしは1億8182万ドルまで増えていました。
輸出国別にみますと、アメリカが1億1480万ドルで全体の53%を占めていて、次いで、ベトナム、EU=ヨーロッパ連合、日本、オーストラリアなどの順となっています。
韓国ドラマや映画などが世界的にヒットしたことで、韓国の食文化に対する関心が高まり、キンパプやトッポッキなど、韓国の食べ物が人気を得ていることが背景にあるとみられます。