サッカーのアジア・カップは31日、カタールで決勝トーナメントの1回戦が行われ、韓国は中東の強豪、サウジアラビアとの激戦を制して、準々決勝進出を決めました。
クリンスマン監督率いる韓国は、ディフェンダーを3人配置する3バックを初めて採用しましたが、心もとない戦いとなり、前半を0対0で終えました。
後半の開始直後にサウジアラビアに先制ゴールを許し追い込まれた韓国は、後半54分でチョ・ギュソン選手が劇的な同点ゴールを決め、延長戦に持ち込みました。
勢いを増した韓国は、延長戦でも試合をリードしましたが、ゴールを決めることができず、PK戦での勝負となりました。
サウジアラビアが3人目と4人目で外したのに対して、韓国は4人連続で決めて、4対2で勝利しました。
韓国は、来月3日に行われる準々決勝で、オーストラリアと対戦します。