サムスン電子は去年、世界最大の家電市場であるアメリカでシェア1位の座をキープしました。2016年以降、8年連続です。
アメリカの市場調査会社、トラックラインによりますと、サムスン電子は去年、アメリカ家電市場で、売上金額のシェア21%を記録し、トップとなりました。
2位は同じく韓国のLG電子で、3位はアメリカのGE=ゼネラル・エレクトリック、4位はアメリカのワールプールでした。
販売台数の比較でも、サムスン電子は19%で、シェア1位となっていて、これに次いでGEが17%、LG電子とワールプールがそれぞれ16%となっていました。
また、消費者が家電を購入する際に検討するブランドとしても、サムスン電子は32%で最も高く、LG電子は29%、GEとワールプールはそれぞれ28%でした。
サムスン電子は、AI=人工知能を利用することで、家電の全体的な使いやすさや、スマートフォンやPCとの接続性を高めた新製品やサービスを発売し、アメリカ家電市場のシェア拡大に拍車をかけています。