韓国のりの価格が、輸出の増加で上昇したことを受け、政府は、のりの養殖場を増設するなどして、生産量を増やすと発表しました。
海洋水産部は25日、サッカー場3800個分にあたる2700ヘクタールの養殖場の建設を、ことし7月から開始すると明らかにしました。
養殖場の新設を通じて、生産量をおよそ3%増やすことができるということです。
また、水産物の価格を安定させるために実施している割り引きイベントの品目に、板のりを指定し、来月のイベントでは最大50%の割り引きを支援する計画です。
これに加え、野菜や果物に適用している契約栽培制度を、のりにも導入する案を検討するということです。
契約栽培制度が適用された場合、供給不足の際は早期に出荷し、過剰生産の際には出荷の時期を調整することで、需給管理を行うことができます。