韓国はことし2月に国交を結んだキューバと、それぞれの国に在外公館を設置することで合意しました。
韓国が北韓の「兄弟国」とも呼ばれたキューバとの外交関係を深める背景には、北韓を孤立化させる狙いがあるとみられます。
外交部が28日、発表したところによりますと、政府の代表団は24日からキューバを訪れ、それぞれの首都、ソウルとハバナに在外公館を設置することで合意したということです。
韓国は、ことし2月、キューバと外交関係の樹立に合意しています。
キューバは韓国が193番目に国交を結んだ国で、国連加盟国の中で韓国と正式な外交関係がないのはシリアだけとなっています。
大使館の設置は、北韓を国際社会からさらに孤立させるための外交的な成果だとみられています。
一方、北韓メディアは、「兄弟国」のキューバが韓国と国交を結んだあと、キューバに関する言及を避けていますが、これは、北韓による不快感の表明だと受け止められています。