大統領府青瓦台の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官は15日、メディアのインタビューに応じ、冬季オリンピック・パラリンピックの前回の開催国として、来年の北京冬季オリンピック・パラリンピックに格別な関心を持つのは道理であり義務であるという考えを示しました。
朴氏はインタビューで、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がオーストラリアでの記者会見で、「北京冬季オリンピック・パラリンピックに政府関係者を派遣しない 『外交ボイコット』を韓国政府は検討していない」と述べたことについて、「北の核・ミサイル挑発で韓半島の平和が危機に直面した時、韓国は平昌冬季オリンピックを平和の場としたアピールした経験がある。文大統領はそうしたことまで考慮したのだ」と説明しました。
一方で、北京冬季オリンピックの開会式に文大統領が出席する可能性はあるかという質問に対し、「現時点で予断することはできない。開会した時の様々な状況を踏まえて決めるものとみられる」と答えました。