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国際

米国務省高官「韓日協力が不十分だとアメリカも不安定」

Write: 2022-02-15 14:21:49Update: 2022-02-15 15:32:21

米国務省高官「韓日協力が不十分だとアメリカも不安定」

Photo : YONHAP News

アメリカ国務省で韓国と日本を担当するランバート次官補は、韓国と日本の間で協力が十分でない場合、アメリカも不安定になりかねないとする意見を明らかにしました。
ランバート次官補は15日、韓米同盟財団が主催したフォーラムに参加し「韓国と日本の協力が十分でないときは、アメリカも不安定になる」としたうえで、「韓日両国に関係を改善するよう圧力をかけるような時代はとうに過ぎており、適切でもない」と述べ、韓日が互いに対する理解を基に両国間で関係を改善すべきだとする考えを示しました。
また、ランバート次官補は3月9日に行われる韓国の大統領選挙にも触れながら「新しい大統領が決まったあと就任までの2か月間が重要だ。この期間にアメリカは韓国の次期大統領と関係を構築し、安保政策を調整すべきだ」と述べました。
一方、中国をけん制するためのアメリカ、日本、オーストラリア、インドの4か国の枠組み「クアッド(QUAD)」への韓国の参加については「クアッド参加国や外部を含めて韓国に参加を要請するという声は聞いたことがない」としながらも、「韓国が多国間のメカニズムにより深く参加すべきという点には同意する。アメリカは多様な多国間協力を推進すべきだ」と語りました。
さらに、北韓の非核化交渉をめぐっては「北韓の挑発に対しては韓国、日本と即時に協力し、分析を共有している」としたうえで、「アメリカは北韓に敵対する意図はない。非核化交渉については大きな転換点を期待している」と述べました。

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