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政治

大統領選の各党候補 全国を回りながら支持訴える 

Write: 2022-02-18 13:28:36Update: 2022-02-18 13:31:22

大統領選の各党候補 全国を回りながら支持訴える 

Photo : YONHAP News

韓国大統領選挙の投票日まで残り20日となるなか、与野党の各候補は、地方を遊説し支持拡大に力を入れています。
このうち革新系与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補は18日、「共に民主党」の支持基盤とされる南西部の湖南(ホナム)地方を1泊2日の日程で訪れ、最初の遊説先となった順天(スンチョン)で、「湖南地方と南東部の嶺南(ヨンナム)地方を束ねる南部首都圏をつくり、バランスの取れた地域発展を目指す」と約束しました。
李候補はまた、「韓国が検察共和国になるのを阻止しなければならない」と述べ、検察総長出身の保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソンニョル)候補を牽制し、「国政について何も知らないリーダーでは、厳しい環境に耐えていけない」と批判しました。
李候補は18日午後には故金大中(キム・デジュン)元大統領の「政治的故郷」とされる木浦(モッポ)を訪れ、夕方には光州(クァンジュ)を訪問し、支持を訴える予定です。
一方、「国民の力」の尹候補は、3日ぶりに自らの支持基盤である大邱・慶尚北道(キョンサンブクド)地域を訪れ、遊説を行っています。
尹候補は、まず慶尚北道尚州(サンジュ)を訪れ、「今の政権を審判させるために国民が自分を選んだ」と「文政権の審判」を訴えるとともに、「共に民主党政権は、古い社会革命理念で国をだめにした」と批判しました。
また、李候補については、城南(ソンナム)市長時代に主導した宅地開発で側近らが巨額の利益を得たとされる「大庄洞(テジャンドン)疑惑」に言及し、「国民の財産を略奪した」と激しく攻撃しました。
尹候補は、慶尚北道亀尾(クミ)にある故朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領の生家を訪問したあと、大邱で遊説を行う予定です。
進歩系野党「正義党」の沈相ジョン(シム・サンジョン)候補は、南東部の浦項(ポハン)を訪問し、地元の鉄鋼メーカー「ポスコ」を環境にやさしい新成長企業に発展させると約束しました。
中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)候補は、遊説用のバスで起きた一酸化炭素中毒とみられる事故で亡くなった地域選挙対策委員長と運転手の告別式に参列し、「かならずや政権交代をなしとげる」と述べました。
安候補は、事故の収拾にあたるため、選挙活動を全て中断していましたが、19日午後には選挙活動を再開するものとみられています。

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