3月9日投開票される韓国大統領選の主要4候補は25日午後8時から、中央選挙管理委員会が主催する2回目のテレビ討論会を行います。
討論会は、革新系与党「共に民主党」の李在明（イ・ジェミョン）候補、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦（ユン・ソンニョル）候補、中道系野党「国民の党」の安哲秀（アン・チョルス）候補、革新系野党「正義党」の沈相ジョン（シム・サンジョン）候補の4人によって行われます。
4候補によるテレビ討論会は4回目で、15日に正式な選挙運動が始まってからは2回目です。
今回の討論は「権力構造の再編」、「南北関係と外交安保政策」など政治分野をテーマに行われます。
討論で、4候補は、与党「共に民主党」が提案した大統領選挙での決選投票制の導入など政治改革案や、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする国際情勢、尹氏が公約として掲げている高高度迎撃ミサイルシステム「サード（THAAD）」のさらなる配備などをめぐり激論を戦わせるものとみられます。
討論会の様子はKBSなど地上波3局によって生中継されます。
中央選挙管理委員会が主催する討論会は21日に経済をテーマに行われていて、3月2日には社会をテーマに開かれます。