大統領選挙の期日前投票で、新型コロナの感染者や隔離中の人の投票用紙の管理に不備があったと指摘されるなか、政府は、投票日当日の9日には、警察官7万人を動員するなど、警備に万全を期す方針を示しました。
4日と5日の2日間行われた期日前投票で、新型コロナの感染者や隔離中の人は、投票用紙に記入したあと、投票用紙を担当者に渡し、担当者が代わりに投票箱に入れる形になっていましたが、担当者が投票用紙を投票箱に入れる前に誤って投票を済ませていない人に渡すなど、ミスが相次ぎ、批判の声が上がっています。
これを受け政府は7日、投票日当日の9日には、感染者や隔離中の人などの投票をスムーズに進めるため、人員の補充を最大限行うと方針を示しました。
特に、投票終了後の開票の際に問題が生じないよう、 警察官7万人を動員し、投票箱の安全な移送を支援するなど警備に万全を期す方針です。