第20代大統領選挙の投票率は、9日午後1時現在で61.2%で、前回の2017年第19代大統領選挙の同じ時間帯の投票率より5.7%高くなりました。
中央選挙管理委員会によりますと、午前6時から全国1万4464の投票所で一斉に始まった大統領選挙の投票に、選挙人全体の4419万7000人のうち、およそ2702万人、61.2%が投票を終えたということです。
これは、今月4日と5日に実施された期日前投票の投票率36.93%を含めたものです。
地域別には、全羅南道(チョルラナムド)が70.7%で最も高く、次いで全羅北道(チョルラプクト)が69%、光州(クァンジュ)広域市が68.2%となっています。
一方、釜山(プサン)が58.2%で最も低くなっています。
首都圏の投票率はソウル60.5%、仁川(インチョン)58.4%でした。
期日前投票率がこれまでで最も高かっただけに、今回の投票率が前回の第19代大統領選挙の投票率77.2%を超えられるかに注目が集まっています。