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政治

大統領当選人の尹錫悦氏 米大統領とさっそく電話会談

Write: 2022-03-10 14:28:40Update: 2022-03-10 15:20:34

大統領当選人の尹錫悦氏 米大統領とさっそく電話会談

Photo : YONHAP News

韓国大統領選挙で当選した最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏は10日、当選後の最初の公式日程としてアメリカのバイデン大統領と電話会談しました。 
「国民の力」によりますと、尹氏とバイデン大統領は10日午前9時40分ごろ、電話会談し、バイデン大統領は、尹氏の当選に対し祝意を表わしたということです。
尹氏は午前10時に国立墓地の国立ソウル顕忠院(ヒョンチュンウォン)を参拝する予定でしたが、会談のため、参拝の時間を後にずらしたということです。
アメリカのホワイトハウスが同じ日に発表した報道資料によりますと、バイデン大統領と尹氏は会談で、インド・太平洋地域の平和と安全保障、繁栄の中心軸となる韓米同盟の力を再確認したということです。
また、北韓の核やミサイル開発の脅威に対応するため、緊密な連携を続けることで一致したということです。
尹氏は、歴代の大統領のなかで、就任からもっとも早い時期に、アメリカ大統領の韓国訪問と韓米首脳会談という「ビッグイベント」を迎える可能性が高くなっています。
バイデン大統領はアメリカ、日本、オーストラリア、インドの4か国の枠組み、「クアッド」の首脳会議に出席するため、5月下旬に日本を訪れる方向で調整を進めていて、これに合わせて韓国も訪れる可能性が高まっているためです。
アメリカとは首脳会談が早期に行われそうですが、日本との間では、徴用工や慰安婦などの歴史問題をめぐる対立など複雑な問題を抱え、首脳間の対話がいつ再開されるかに注目が集まっています。
尹氏は、韓国と日本の首脳が年1回相互訪問し、両国間の課題を話し合う「シャトル外交」の復元を公約に掲げていて、テレビ討論会でもアメリカ、日本、中国、北韓のなかで、アメリカの次に日本と会談したいと話していただけに、「シャトル外交」の復元に積極的に乗り出す可能性があります。
中国とは、ことし8月に国交樹立から30年という節目の年を迎えますが、習近平政権による厳しい新型コロナウイルス水際対策のため、首脳会談はいつ再開できるかわかりません。

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