政府は、新型コロナの水際対策として、中国からの入国者に対して入国後の空港でのPCR検査を義務付けていますが、来月1日から、検査義務を解除することを決めました。
中央災害安全対策本部は、中国からの入国者の陽性率が、1月の第1週には18.4%だったのが、2月の第3週には0.6%に下がり、防疫措置の緩和が可能と判断したということです。
中国からの入国について、仁川(インチョン)空港以外の空港からの入国も、来月1日から再開するということです。
ただ、入国前のPCR検査を義務づける措置は3月10日まで延長し、ほかの措置の解除による影響を見極めたうえで解除を検討するということです。
中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は22日午前0時までに新たに1万3082人が確認され、水曜日の発表分としては、去年6月22日以降、8か月ぶりの少なさとなっています。