韓国の航空会社のことし上半期の旅客数が、新型コロナウイルスが流行する前のおよそ84%の水準に回復しました。
国土交通部が2日に発表した航空統計によりますと、韓国の航空会社のことし上半期の旅客数は5340万人を記録しました。これは、2019年上半期の84%にあたります。
韓国の航空会社の上半期の旅客数は、2018年から2年連続で6000万人を上回りましたが、新型コロナの影響で2020年は3000万人あまりに半減しました。
その後、2021年は3200万人、2022年は4000万人近くまで徐々に増えました。
新型コロナ対策が日常の回復に移行したことしは、国際線の旅客数が去年上半期のおよそ9倍に急増したことが影響し、全体の旅客数が5000万人を突破しました。
航空大手の大韓航空とアシアナ航空の旅客数は、コロナ前の70%程度にとどまっていますが、LCC=格安航空会社は、日本や東南アジアなど短距離路線の需要が爆発的に伸びたことが影響し、旅客数が大幅に伸びていて、ティーウェイ航空やジンエアーはコロナ前を上回りました。