韓国は、南部の済州島から中部までそろって梅雨明けし、30日は、全国各地で真夏日となりました。
気象庁によりますと、梅雨前線が韓国の上空を通り抜けて北韓方面に北上したため、韓国全域で梅雨が明けたということです。
先月24日から始まった今年の梅雨の期間の降水量は、平年に比べて60~70%で、中部地方の干ばつを解消することはできませんでした。
梅雨明けとともに、南から湿った暖かい空気が流れ込んだため、済州島の29日の最高気温が36度7分まで上がって、73年ぶりの暑さとなるなど、全国各地で猛暑となっています。
30日午前には、南部地方を中心に猛暑警報が出されるなど、全国のほぼ全域に猛暑警報や注意報が出されています。
当分は蒸し暑い日が続き、夜間の最低気温が25度以上の熱帯夜も多くなる見込みです。