がんを予防するためには少量の飲酒も避けるべきだとする予防事項が出されました。
保健福祉部は21日、「がん予防の日」を迎えて「がん予防のための事項」を発表し、その中で、がんを予防するためには少量であっても飲酒を避けるべきだとしました。
これは最近の内外の研究結果を反映したものです。
最近の研究では、少量であっても毎日酒を飲む場合、口腔がんや食道がんの発病率が高くなることが確認されています。
また、女性の場合、1週間に3杯程度の酒を飲むと乳がんの発病率が15%高くなるという研究結果もあります。
ヨーロッパ連合は2年前にがん予防のためには禁酒が必要だとする順守事項を発表、カナダの保健当局はことしから、がん予防のために禁酒を勧告しています。