メニューへ 本文へ
Go Top

国際社会が北韓の選択に応える番 文大統領が国連演説

Write: 2018-09-27 11:07:55

Thumbnail : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は現地時間の26日、国連総会で演説し、「北韓の新しい選択と努力に国際社会が応える番だ」と強調しました。
文大統領は演説で、「北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長はなるべく早い時期に非核化を終了させて経済発展に集中したいという考えを示した」として、北韓の非核化への意志を紹介しました。
また、北韓は核兵器開発計画を終了させ、経済発展に向けて力を注いでいるとして、「これからは国際社会が、北韓の非核化の決断が正しい判断であることを示すべきだ」と強調しました。
また文大統領は、「韓半島の非核化や平和定着のプロセスは、北東アジアの平和と協力の秩序を作っていく過程だ」と述べるとともに、自らが提案した、南北、中国、日本、ロシア、モンゴルの北東アジア6か国にアメリカを加えた「東アジア鉄道共同体」を作る構想は、エネルギーや経済共同体、さらには多国間の平和安全保障体制に進展していく出発点になると主張しました。
文大統領は、「27年前に南北が国連に同時に加盟したとき、いつかは和解と協力によって一つになると約束したが、いまその約束が果たされようとしている」と述べ、韓半島平和への支持を呼びかけました。
また韓半島がこの65年間、休戦状態だったということを、各国代表に思い起こさせ、戦争の終結は、平和体制に向かうためには必ず通過しなければならない過程で、非常に切実な問題だと強調しました。
その第一歩として、国連総会で初めて「終戦宣言」に触れ、韓国、北韓、アメリカだけでなく、国際社会全体の関心と支持を呼びかけました。
文大統領は国連演説を最後に5日間のアメリカ訪問日程を終え、帰国の途につきました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >