文在寅大統領は30日から12月1日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれる主要20カ国・地域（G20）首脳会議に出席しますが、その際にアメリカのトランプ大統領と会談する予定です。
アメリカのボルトン大統領補佐官（国家安全保障問題担当）は27日の記者会見で、トランプ大統領がアルゼンチンで韓国の文在寅大統領と個別会談を行うと明らかにしました。
文在寅大統領とトランプ大統領による首脳会談は6回目です。
米朝高官級会談が延期されるなど非核化交渉が停滞する中、文在寅大統領は非核化や相応の措置について米朝間の隔たりを埋めるための仲裁に努めることにしていて、非核化交渉の進展に向けた突破口になるのではないかとする見方もあります。
トランプ大統領はG20首脳会議期間中、日本の安倍晋三首相、中国の習近平主席、ロシアのプーチン大統領とも会談する予定です。
韓半島周辺国の首脳と相次いで会談することになりましたが、中国の習近平主席との会談では、貿易摩擦を収拾し、北韓の非核化に向けた協力拡大で合意できるかに関心が寄せられています。