第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞の受賞結果が発表され、韓国映画「バーニング」が外国語映画賞を受賞しました。
この賞は、ロサンゼルスを拠点とした映画批評家らで構成されたロサンゼルス映画批評家協会(LAFCA)メンバーの投票によって決まります。
映画配給会社によりますと、イ・チャンドン監督の「バーニング」が、是枝裕和監督の「万引き家族」とともにロサンゼルス映画批評家協会賞の外国語映画賞を受賞したということです。
「バーニング」に出演した韓国系アメリカ人のハリウッド俳優、スティーヴン・ユァンは、助演男優賞を受賞しました。
「バーニング」は、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」をもとにした映画で、3人の若者の間で繰り広げられるミステリアスな事件を描いています。
この映画は、トロント映画批評家協会(TFCA)からの外国語映画賞や助演男優賞も受賞していて、主演を務めた俳優のユ・アインは、アメリカの日刊紙、ニューヨーク・タイムズによる「2018 最高の俳優」に選ばれています。