大型の台風6号の影響で、全国各地で大雨が予想されていることから、山林庁は、土砂災害の警戒レベルをもっとも高い「深刻」に引き上げました。
山林庁は、台風6号の韓国上陸に備え、9日午後4時の時点で、4段階ある土砂災害の警戒レベルをもっとも高い「深刻」に引き上げました。
今回の台風によって予想される降り始めからの雨量は、江原(カンウォン)道東部で最大600ミリ、慶尚南道(キョンサンナムド)全域で最大400ミリ、全羅南道(チョンラナムド)南東部と済州(チェジュ)島の山間部で最大300ミリ、首都圏などで最大200ミリとなっています。
なかでも、東海岸では、1時間当たり100ミリの猛烈な雨が降る見通しです。
先月の集中豪雨で地盤が緩んでいるなか再び台風による大雨が予想されていることから、山林庁は、韓国が台風の暴風域から抜けるまで、山や斜面には近づかないよう呼びかけています。