Thumbnail : Korea Meteorological Administration
大型の台風6号が進路を変え、韓国に向けて北上しています。
台風6号は7日午前11時ころ、鹿児島県奄美市の東160キロの海上をゆっくりとした速さで北北東へ進んでいるとみられます。
中心気圧は970ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は30メートルとなっています。
今後、進路を次第に北西向きに変え、やや発達しながら、10日未明には韓国南部、慶尚南道(キョンサンナムド)釜山の南南西およそ180キロに接近する見通しです。
そして、10日午前に慶尚南道の海岸に上陸し、その後、北上を続けながら韓半島を縦断し、北に抜けていくものとみられます。
韓半島に上陸したあと、勢力がやや衰えるとみられますが、韓国のほとんどの地域が影響を受けることになるため、気象庁は台風への備えを徹底するよう呼びかけています。
ボーイスカウト・ガールスカウトの最大のキャンプ大会「世界スカウトジャンボリー」が開かれている全羅北道(チョンラブクト)の海岸沿いにある会場も台風の影響を受けることが予想され、主催者側が対策に当たっています。
2023年8月9日修正