朝鮮王朝時代に日本へ派遣された外交使節団「朝鮮通信使」の関連資料を、韓国と日本が共同でユネスコ、国連教育科学文化機関の世界記録遺産に登録することにし、近く本格的に準備を始めることになりました。
埼玉県川越市では９日、朝鮮通信使の行列を再現する行事が行なわれましたが、韓国と日本の関連民間団体はこの日、会議を開き、朝鮮通信使の関連資料を共同でユネスコの世界記憶遺産に登録することにし、準備を進めることにしたものです。
朝鮮通信使の行列を再現する行事は、当時の韓国と日本の交流の拠点だった釜山市と、朝鮮通信使の行列が通過した日本の16都市が参加していて、来年国交正常化50周年に合わせて、世界記録遺産登録を申請することにしています。