ポーランドの首都ワルシャワで開かれた第17回ショパン国際ピアノコンクールで、韓国のチョ・ソンジンさん(21)が優勝しました。
ショパン国際ピアノコンクールは5年に一度開催され、一流ピアニストへの登竜門とされています。
本選は、アメリカとカナダからそれぞれ2人、韓国、日本、ロシア、ポーランド、クロアチア、ラトビアからそれぞれ1人の合わせて8か国10人で競われ、チョ・ソンジンさんはショパンのピアノ協奏曲第一番を演奏し、優勝しました。
このコンクールで韓国人が優勝したのは初めてです。
チョ・ソンジンさんは11歳のときに国内でデビューを果たし、2008年に青少年のためのショパン国際コンクールで最年少優勝、2011年にはチャイコフスキー国際コンクールで3位、去年はルービンシュタイン国際ピアノコンクールで3位となりました。