2日にアフリカ南西部のナミビアで行われたユネスコ第10回無形遺産保護協約政府間委員会で、韓国がベトナム、カンボジア、フィリピンと共同申請した「綱引き」が、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
綱引きは豊作を祈って稲作文化圏で行われた代表的な伝統文化としての価値が評価され、アジア太平洋地域の4カ国が力を合わせて共同登録を進めたことも功を奏しました。
これで韓国の無形文化遺産は「アリラン(2012)」、「農楽(2014)」などと合わせて18件となりました。
一方、北韓が申請した越冬用のキムチ作りの文化 「キムジャン」もユネスコ無形文化遺産に登録されました。
韓国では2013年に「キムジャン」が既にユネスコ無形文化遺産に登録されていて、今回北韓のキムジャンが登録されたことで韓国と北韓は、「アリラン」に続いて2つの同じ内容の無形文化遺産を保有することになりました。