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コロナ禍で婚姻件数が減少 過去最低に

Write: 2021-03-18 14:05:29

Thumbnail : YONHAP News

人口の減少が著しい韓国ですが、新型コロナウイルスの影響で去年、結婚した人は前の年に比べて10%以上減少した一方、離婚件数は3年ぶりに減少に転じたことがわかりました。
統計庁が18日発表したまとめによりますと、去年、1年間の婚姻件数は合わせて21万4000件でした。
韓国の婚姻件数は2012年以降、9年連続で減少が続いていて、去年も統計をとり始めて以来、最低を更新しました。
30代の人口の減少や結婚に対する価値観の変化、さらに住居や教育費用の問題などが複合的に作用した結果とみられています。
とくに、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大によって結婚を延期するケースが続出し、婚姻件数は前の年に比べて2万6000件、10.7%も減りました。これは統計をとり始めた1971年以降、最も大きい減少幅です。
外国人との結婚は前の年に比べて35%も減少していますが、これもまた新型コロナウイルスの影響で海外からの入国が制限されたことが影響しているとみられます。
一方、離婚は前の年に比べて3.9%減り、3年ぶりに減少に転じました。
統計庁は、新型コロナウイルスによって法的手続きが先延ばしされたことや婚姻件数が持続的に減少してきたことが背景にあると分析しています。
離婚の平均年齢は男性が49.4歳、女性が46.0歳と持続的に高まっていて、20年以上婚姻関係を結んでいた状態での離婚の増加率が3%を上回ったことから、中高年の離婚が増加傾向にあることが数値にも表れていました。

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