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6年ぶりに激しい黄砂 PM2.5も警戒

Write: 2021-03-29 13:14:44

Thumbnail : YONHAP News

ゴビ砂漠で発生した黄砂が中国を経て28日夜、韓国に到達しました。 
黄砂は28日夜、韓半島の西の海、西海の白翎(ペクリョン)島で最初に観測され、29日午前には全国ほとんどの地域で観測されました。
なかでも忠清北道(チュンチョンブクド)西清州(ソチョンジュ)では、大気中の粒子状物質=PM10の濃度が普段の20倍にあたる1立方メートル975マイクログラムでした。
ソウルなど首都圏や西海岸、内陸部のPM10の濃度も500~600マイクログラムと、普段の10倍を上回りました。
現在、江原道(カンウォンド)の一部地域、済州島を除く全国ほとんどの地域に黄砂警報が出されています。
韓国の内陸部に黄砂警報が出されたのは2015年2月以降、6年ぶりです。
この激しい黄砂は29日まで続き、30日まで影響が残るとみられます。
しかし、29日午後には、中国東北部で新たな黄砂が発生し、韓国に飛来する可能性も出ています。
黄砂はそのほとんどが砂ぼこりですが、中国の上空を通る過程で重金属などの大気汚染物質を吸着し、PM2.5=微小粒子状物質の濃度も高くなっているため、懸念されています。
気象庁は、高齢者や呼吸器疾患を持つ人はなるべく外出を避けるなど、健康管理に注意するよう呼びかけています。

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