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韓国政府 新型コロナの季節性インフルエンザ扱いを検討へ

Write: 2022-02-07 11:14:41

Thumbnail : YONHAP News

新型コロナウイルスのオミクロン株感染者の急増を受けて、政府は7日から20日までの2週間、現行の感染予防対策「社会的距離の確保」を延長する一方で、もし感染者が増えても管理が可能な状況が続けば、新型コロナを季節性インフルエンザと同じような扱いにすることを検討する考えであることを明らかにしました。
4日の中央災害安全対策本部会議で決めたもので、政府は、感染者が増えても現在の医療システムで管理が可能な状況が続けば、季節性インフルエンザと同じような日常的防疫・医療体系に切り替え、防疫措置の緩和や「段階的な日常回復」、いわゆるウィズコロナの再推進を検討するとしています。
防疫当局が新型コロナの「パンデミック=世界的大流行」から「エンデミック=地域的流行」への転換を検討するとしたのは初めてです。
通常、感染者の急増から2、3週後に重症患者が急増することから、来週の重症患者の推移がかぎを握るものとみられます。
防疫当局はまた、オミクロン株は無症状や軽症の患者が多いことから、疫学調査の進め方を見直すことを決めました。
これまでは、防疫当局が感染者の動線や濃厚接触者などを積極的に調査しましたが、来週からは感染者自らが、移動したルートや誰と関わったかなどを記入するいわゆる「自己記入式疫学調査」に変わるということです。
一方、中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、7日午前0時までに新たに3万5286人が確認され、累計で104万人4963になりました。
1日の新たな感染者数は3日連続で3万人を超えています。
陽性率は26%と、前日より5.2ポイント上がってこれまでで最も高くなっています。

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