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オミクロン株猛威中でも新学期も「登校授業」維持 教育部

Write: 2022-02-08 11:09:13

Thumbnail : YONHAP News

韓国では、オミクロン株の感染拡大が続いていますが、ことし3月から始まる新学期も登校授業が行われる方針です。
兪銀恵(ユ・ウネ)副総理兼教育部長官は7日、2022学年度1学期の幼稚園、小中高校、大学の感染防止対策と学校運営方策を発表しました。
それによりますと、新規感染者が全体の3%未満、自宅隔離者を含めて登校できない人数が全体の15%未満の場合は、正常登校を維持します。
ただ、学校や地域ごとに状況を判断し、柔軟な対応をとれるようにしているということです。
幼稚園や小学校1・2年生は原則、毎日登校を維持し、放課後のカリキュラムも対面、オンライン、混合など多様な方法で運営されます。
また、感染力の強いオミクロン株の特徴を踏まえ、防疫においても各校の自律性を強化します。
感染者の調査や診断も学校を中心に行われ、感染者が発生した場合には各校が独自で接触者を把握し、抗原検査やPCR検査を行います。
新型コロナの症状が見られる場合や基礎疾患のある場合は選別検査所でPCR検査を受け、無症状者は2日間隔で週に3回以上、抗原検査を行い、すべて陰性であれば登校することができます。
このため、学校ごとに抗原検査キットを生徒と教職員を合わせた人数の20%まで確保する計画です。
一方、このような方針について、教員団体などは「学校側に課せられる防疫責任が重すぎる」と反発していますが、教育当局は「新型コロナの長期化による学力格差などをこれ以上、看過することはできない」という立場を示しています。

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