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新規感染者10万人迫る 政府は感染対策の緩和めぐり苦慮

Write: 2022-02-17 14:25:13

Thumbnail : YONHAP News

新型コロナウイルスの感染者は17日午前0時までに新たに9万3135人が確認され、2日連続で9万人台となりました。 
保健当局は、重症患者の増加のスピードは、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」が主流だったころに比べて著しく鈍化し、重症患者向けの病床は2000床ほど空きがあると話しています。
全国で自宅療養中の感染者は、合わせて31万4565人となっています。
こうしたなか、政府は来週から適用される感染対策をめぐって、最終調整を行っています。
政府は17日午前、日常回復支援委員会の会議を開き、新たな変異株「オミクロン株」の拡大にともなう対応システムの点検を行いました。
中央防疫対策本部の本部長を務める鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は会議で、「旧正月『ソル』の連休の影響やオミクロン株の拡大などで、新たな感染者数は先週より2倍以上に増えたほか、重症患者や死者も増加傾向に転じた。流行のピークがいつなのか、わからないため、医療体制や社会・経済の基本的機能が維持されるよう安定的な状況の管理が必要だ」と強調しました。
政府は、私的な集まりを6人までとする人数制限や、午後9時までの営業時間制限を設けている現行の対策について、一部緩和を検討していると明らかにしていましたが、1日の新たな感染者数が2日連続で9万人台となったことから、慎重な姿勢を見せています。
自営業者らは、営業時間制限の緩和を求めていますが、専門家からは、まだ流行がピークを迎えたとは言えないため、対策を緩めるのはリスクが大きいという声も出ています。
政府は感染者数や社会・経済的被害などを総合的に勘案し、18日に新たな対策を発表する予定です。

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