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韓国のことしの成長率、3.3%に上方修正 OECD

Write: 2021-03-10 11:50:36

Thumbnail : YONHAP News

OECD=経済協力開発機構は、韓国のことしの成長率が3.3%に達するとの見通しを示しました。
OECDは現地時間の9日にまとめた経済見通しで、韓国のことしの成長率を前回の2.8%より0.5ポイント高い3.3%に上方修正しました。
これは、政府の見通し3.2%と、IMFの見通し3.1%よりも高い数値です。
成長率の見通しを上方修正したもっとも大きな要因は、主要国の成長傾向の拡大で、中でもアメリカの影響が大きいとされています。
バイデン政権の1兆9000億ドルに達する膨大な景気浮揚策が、アメリカ経済の成長率を引き上げ、その効果が韓国のような主な貿易相手国の成長率を引き上げる効果につながったということです。
OECDは、アメリカの成長率を3.2%から6.5%に上方修正しています。
政府は、最近上向いている韓国の輸出と補正予算のような政府の景気浮揚策の効果がプラスの要因として反映されたとみています。
OECDの予想通りなら、去年マイナス1%の成長率を記録した韓国経済が、ことしはプラス3%台の成長率を記録し、新型コロナ以前の実質GDPの規模を超えることになります。
OECD加盟国の中で、ことし新型コロナ以前の経済規模を回復すると予想される国は、韓国をはじめ、アメリカ、オーストラリア、トルコの4か国です。
韓国だけでなく、世界全体の成長率も5.6%になると予想され、前回の見通しに比べて1.4ポイント上昇しました。
OECDは、世界的なワクチン接種の拡大と、各国の景気浮揚策がプラスの要因となる一方で、世界的なインフレーションや新興国の資本流出などがマイナスの要因になるとしました。

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