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韓国船がホルムズ海峡でイランにだ捕 理由は「海洋汚染」?

Write: 2021-01-05 11:21:49

Thumbnail : YONHAP News

韓国船籍の石油タンカーがホルムズ海峡でイランの革命防衛隊にだ捕されました。 
韓国船籍の石油タンカーは4日、ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶイラン南西部ホルムズ海峡の周辺を航行していましたが、イランの革命防衛隊のヘリコプターと艦艇が接近し、無線通信で調査のためスピードを落とすよう求めました。
スピードを落とすと、武装した兵士らが乗り込み、船をイランに向かわせたということです。
タンカーは現在、イラン南西部バンダルアバス港に抑留されています。
イラン側は、タンカーが環境規制に違反し、「海洋汚染」容疑でだ捕したと主張しています。
しかし、船舶会社側は、イランの革命防衛隊は、公海上で理由を説明せずに船をだ捕したと話しています。
このタンカーは3か月前に1週間にわたって定期検査を受け、微生物を除去する装置も設置して出港していて、海洋汚染は引き起こしていないということです。
タンカーは、当時、エタノールなどを積んでサウジアラビアからアラブ首長国連邦に向かっていて、船長を含む韓国人5人とミャンマー人、インドネシア人など合わせて20人が乗っていました。
ホルムズ海峡では、アメリカの制裁によって石油製品の輸出ができなくなっているイランがアメリカや周辺国と軍事的緊張を高めていて、この海域での航行の安全を確保するためアメリカ軍主導による有志連合が発足し、警戒監視活動を強めています。

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