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「ファイザーやモデルナのワクチン、第1四半期の接種は難しい」 国務総理

Write: 2020-12-21 09:41:33

Thumbnail : YONHAP News

丁世均(チョン・セギュン)国務総理は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種について、すでに購入契約を交わしている「アストラゼネカ」を除き、「ファイザー」や「モデルナ」、「ヤンセン」のワクチンを第1四半期に接種するのは難しいと明らかにしました。
丁国務総理は20日、KBSの番組に出演し、ファイザーやモデルナ、ヤンセンなどのワクチンを第1四半期に接種できる可能性について「現時点では難しい」と答え、「該当の製薬会社との契約が迫っている状況ではあるが、第1四半期の供給は決まっていない」と答えました。
アストラゼネカのワクチンについては、早ければ2月、遅くても3月に接種できるということです。
ただ、ワクチンの供給契約は4半期ごとに行われ、韓国は第1四半期から供給されることになっていますが、第1四半期のいつ供給されるかは、まだ決まっていないということです。
また、アストラゼネカと契約した1000万人分のワクチンは、第1四半期にすべて供給されるわけではなく、順次供給される予定だと付け加えました。
丁国務総理は、「韓国の食品医薬品安全処が、アストラゼネカのワクチンの使用を、来年初めに許可するものとみられる」としたうえで、「そうなるとアメリカ食品医薬品局による承認の有無とは関係なく接種できる」と説明しました。
他の国に比べ、ワクチンの接種が遅れたことについては、「政府がワクチンのタスクフォース(TF)を設置したことし7月の国内の感染者の数は100人水準だったため、ワクチンに対する依存度を高めることを考慮していなかった」と説明しました。
また、感染者が多いアメリカやイギリスなどは、製薬会社にワクチンの開発費を先に提供し、製薬会社もこうした国を優先するしかないため、ワクチンの契約が多少遅れたということです。

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