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韓中の外交トップ 健全な関係構築への努力で一致

Write: 2023-07-17 11:18:06

Thumbnail : YONHAP News

朴振(パク・チン)外交部長官は14日、インドネシアで中国の王毅共産党政治局員と会談し、両者は、健全な韓中関係を築くために両国が細心の注意と努力を続けていくことで一致しました。 
 
朴長官と王毅政治局員は14日、ASEAN=東南アジア諸国連合の会合が開かれていたインドネシアのジャカルタで、韓中関係の発展に向けた方策について議論しました。
 
会談で、両氏は、外交・安全保障対話、次官級戦略対話など多様なレベルでの意思疎通の強化を確認しました。
 
また、安定したサプライチェーンに向けた管理や人的交流の拡大、文化コンテンツの交流の活性化などでも協力することで一致しました。
 
北韓の核問題をめぐっても意思疎通の強化が必要だとの認識を共有したほか、韓国、中国、日本の3か国間での協力の重要性を確認しました。
 
会談は、韓国に駐在する中国のケイ海明大使が先月、韓国の外交政策を批判する発言をしたことを発端に両国関係にあつれきが生じているなか開かれたもので、その内容に関心が集まっていました。
 
ことしに入って両国が閣僚級以上の会合を開くのは今回が初めてで、アメリカと中国が関係の安定に向けて対話を続ける動きをみせるなか、韓国と中国も閣僚級会談を再開したことで、今後、関係改善につながるか注目されます。
 
韓日米3か国の外相も14日、ジャカルタで会談し、核・ミサイル開発を進める北韓に対し、連携を強化していくことを確認しました。
 
韓日米3か国の外相は、共同声明を発表し、北韓による相次ぐ弾道ミサイル発射を「度重なる国連安全保障理事会の決議違反」と非難しました。
 
一方、同じく14日に開かれたARF=ASEAN地域フォーラムでは、北韓を代表してインドネシアに駐在する安光日(アン・グァンイル)大使が参加し、「韓米の合同軍事訓練による挑発に対応するためだ」と、正当性を強調しました。
 
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長も14日、談話を発表し、「ICBM発射は正当であり、アメリカが北韓に手を出した代償は決して軽くはない」と威嚇しました。

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