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中部地方で集中豪雨 53人が死亡

Write: 2011-07-28 12:35:27

中部地方を中心に、26日から記録的な大雨が降り続き、土砂崩れなどで合わせて53人が死亡し、行方不明者も多数にのぼっています。
中央災害安全対策本部は28日、ソウルと京畿道(キョンギド)、江原道(カンウォンド)北部地域に降った集中豪雨で山崩れが相次いで発生し、28日午後5時40分までに合わせて53人が死亡し、14人が行方不明になったと明らかにしました。
28日午前5時現在、26日の降り始めからの雨量は、ソウルが473.5ミリ、京畿道北部の東豆川(トンドゥチョン)が578.5ミリ、江原道春川(チュンチョン)が431ミリなどです。
警察と消防当局によりますと、27日午前9時ごろ、ソウル市瑞草区の牛眠山(ウミョンサン)で起きた土砂崩れによる死者は15人に増え、行方不明者は2人となっています。
また、江原道春川市では27日、山崩れによる土砂災害が起きて山沿いのペンションが崩壊し、これまで13人が死亡し、20人あまりがけがをしました。
このほか、京畿道坡州(パジュ)市でも工場が土砂に埋まり、3人が死亡、1人が行方不明になっており、京畿道広州(クァンジュ)市では川が氾濫し、8人が死亡、7人が行方不明になるなど、被害が広がっています。
今回の大雨による被災者は3480世帯、4560人で、およそ11万6700世帯が停電し、住宅1370棟、農耕地645ヘクタールが水に浸かりました。
また、今回の大雨でソウルを東西に流れる漢江(ハンガン)の水かさが増し、漢江大橋に洪水注意報が出されました。
漢江大橋に洪水注意報が出されたのは2006年以来、5年ぶりです。
ソウル、京畿道、忠清北道(チュンチョンブクド)、江原道ではさらに最大150ミリ以上の雨が28日に降るとみられ、気象庁は警戒を呼びかけています。

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