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ソウルで氷点下17度 2月では55年ぶり

Write: 2012-02-02 13:46:06

韓半島には、冷たい大陸性高気圧が張り出し、さらに北極からの冷たい空気団が流れ込んだため、2日朝、中部地方の気温が氷点下20度前後に下がるなど、この冬一番の冷え込みとなりました。
気象庁によりますと、2日のソウルの朝の最低気温は氷点下17度1分と、この冬最も寒かった1日の氷点下14度6分をさらに下回りました。
風が強く吹いているため、体で感じる気温は氷点下22度9分まで下がりました。
ソウルの2月の最低気温が氷点下17度まで下がったのは、1957年2月11日以来55年ぶりです。
全国各地の朝の最低気温は、江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)が氷点下24度6分、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)が氷点下19度7分、全羅北道(チョンラブクド)全州(チョンジュ)が氷点下11度5分、釜山(プサン)が氷点下9度8分などでした。
済州(チェジュ)島城山(ソンサン)は氷点下2度9分で、済州島で気温が氷点下に下がったのはこの冬はじめてです。
厳しい寒波で、現在、江原道や京畿道、忠清北道地方に寒波警報が、ソウルや仁川(インチョン)、南部内陸地方などに寒波注意報が出されています。
このうち、寒波警報が出された江原道では、1日午前、ソウル上鳳(サンボン)と春川の間を走る京春線の急行電車のドアが凍りつき、電車の発車が遅れる事故が相次ぎました。
また、南部の西海岸地方には大雪特報が出され、夜の間にまとまった雪が降り、降り始めから2日午前7時までの積雪量は全羅南道(チョンラナムド)木浦(モクポ)が5.1センチ、全羅北道(チョンラブクド)高敞(コチャン)が5センチなどとなっています。
気象庁は、「冷たい大陸性高気圧が発達するなか、北極から冷たい空気が南下し、寒さが厳しくなっている。この寒さは3日昼から次第に和らぎ、6日までは比較的暖かい日が続きそうだ」と話しています。
こうした予報を受けて、ソウル市教育庁は1日午後、ソウル市内の幼稚園と小学校1400校あまりに対し、寒波が予想される2-3日は、園長・校長の裁量で臨時休校や短縮授業などの措置を取るよう指示し、全体の10%に当たる54校が休校しました。
また、京畿道教育庁も、道内の学校に同様の指示を出しています。

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