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特別番組

5. 積弊清算、李明博元大統領に有罪判決

2018-12-31



文在寅政権が掲げている積弊(長い間に積もり重なった弊害)の清算が続きました。
2017年は朴槿恵前政権のときの積弊が対象でしたが、今年は李明博政権のときの積弊が対象になりました。
李明博元大統領については、大統領在任中に国家情報院から上納金を受け取ったり、事実上のオーナーとされる自動車部品会社の訴訟費用を財閥の三星グループに肩代わりさせるなどの疑惑が持ち上がっていました。
事実上のオーナーとされる自動車部品会社の訴訟費用を三星グループに肩代わりさせたとする疑惑は大統領候補だったときから持ち上がっていて、検察による捜査が本格化すると、李明博元大統領は政治的な報復だとして反発しましたが、そうした抗弁は通じませんでした。
結局、3月22日深夜に逮捕され、4月9日に横領や収賄など16の罪状で起訴されました。



5カ月後の10月5日、ソウル中央地方裁判所は、問題の自動車部品会社が事実上李明博元大統領の所有だったとする判断を示したほか、国家情報院から裏金を受け取るなどしたことが認められるとして、懲役15年、罰金130億ウォン、およそ13億円が言い渡されました。
判決公判はテレビで生中継されましたが、李明博被告は反発し、公判に出廷しませんでした。
李明博被告は判決を不服として控訴しましたが、一連の疑惑に関連して、李明博政権当時の大統領府青瓦台の総務企画官や民情首席秘書官などの側近も起訴され、有罪判決が言い渡されました。


Photo : Yonhap News, KBS News

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