軍事・海洋科学的価値 トップページ > 独島の価値 > 軍事・海洋科学的価値

独島の軍事的価値と海洋科学的価値は、早くから認められています。

1905年、日露戦争の最後の海戦となったいわゆる「東海の大海戦」を前に、日本は独島を強制的に日本領に編入し、独島に望楼を建て、ロシア海軍を相手に大勝を収めました。

これによって独島の高い軍事的価値が認められました。

 

現在、韓国は、独島に高性能防空レーダー基地を整備し、戦略的基地として管理しています。

ここでは、ロシアの太平洋艦隊や、日本や北韓の海軍・空軍の移動状況を簡単に把握することができ、国の安全保障において重要な役割を果たしています。

 

また、地質学者は、独島を「岩石学の宝庫」と呼んでいます。粗面岩、安山岩、貫入岩など多様な種類の岩石が見られるほか、海底山が水面上に浮び、長い歳月にかけて波食と沈降が進んでできた島であるため、海底山の進化の過程が一目でわかります。

このため慶尚北道は、鬱陵島・独島周辺の海洋研究の中枢を担う「鬱陵島・独島海洋研究基地」を2013年3月に完成させ、ことし(2014年)から本格稼動させることにしています。

 

Bedeutung für Militär und marine Forschung