スンジェ |
아, 그리고 말이야. 내가 노파심에서 말해두겠는데 |
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(それから念のため言っておくが) |
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그 청산공장 부지 사업건 말이야 그건 일체 함구해주게. |
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(青山工場の敷地の件は内密にしてくれ) |
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알겠나? (いいな?) |
工場長 |
여부가 있겠습니까? (もちろんです) |
工場の敷地の件について口止めされた工場長は「“여부가 있겠습니까?”」 と言いました。
まず、“여부”というのは意味の幅がとても広い言葉なのですが(基本的には“可能性の可否”という意味)、“있다・없다 ある・ない”とともに使うと“疑う余地”という意味になることが多いでしょう。だから、“여부가 있겠습니까?”で“疑う余地があるでしょうか”ということになります。“あるでしょうか”というふうに疑問形になってはいますが、こういう場合、尋ねているのではなくて“疑う余地があるでしょうか。ありませんよね”という意味で使われます。つまり、“間違いありませんよ”ということです。
今日のシーンだと、スンジェが“工場の敷地の事は、内密に”と言ったところ、工場長が“여부가 있겠습니까?”と言いました。工場長は、“疑わなくても大丈夫ですよ。ご安心ください”という気持ちで、こう言ったんでしょう。
① 上司から、取引先との契約は本当にうまくいきそうなのかと訊かれました。
そういう時
“여부가 있겠습니까?” と答えます。
② 会社の先輩から、大事な会議の準備はできたのかと訊かれました。
そういう時
“여부가 있겠습니까?” と言います。