ソヨンのお母さん |
아우, 내가 못 살아. 이게 기집애 간이 배 밖으로 나왔어. |
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(なんてこと。ソヨンは何を考えてるの) |
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아니 살림을 말아 먹으려고 작정했네. (親を破産させるつもり?) |
テヨン |
어디 쓸 데가 있었나 보죠. (きっと 何らかの事情が…) |
ソヨンのお母さん |
아니 지가 돈 쓸 데가 어디 있어? 안 봐도 뻔하지. |
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(違うわ。私はすべて お見通しよ) |
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무슨 뭐 홈쇼핑인지 뭔지 그런 데서 |
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무슨 물건인지 죄다 사들였을 거야. |
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(どうせ また個人的な買い物に使ったんだわ) |
ソヨンに多額のカード請求が来たことに関して、お母さんが「(何に使ったのか)見なくても “뻔하지”」と言いました。
このひと言のもとになっているのは“뻔하다”という言葉です。これは形容詞なのですが“当然である”“わかりきっている”という意味で使われています。だから、“뻔하지”で、“決まっているだろう”ということになります。
今回のシーンの場合、ソヨンが普段から通販でよく買い物しているということをお母さんが知っているので、多額の請求が来たことに関しても、何に使ったのかは “안 봐도 뻔하지 見なくてもわかるわ”と言っているのです。このように、前に“안 봐도 見なくても”とか、“안 들어도 聞かなくても”といった言葉をつけて使うことも多いでしょう。
ちなみに、もう少し丁寧に言う場合は “뻔하지요”となります。
① アイドル好きの同僚が、会社を休みました。
ほかの同僚が、どうして休んだんだろうかと話をしているから
“今日は少女時代のコンサートがあるから、それに行くために休んだんだろう。 뻔하지”
と言います。
② 家族でサスペンス映画を見ていました。
弟が“誰が犯人なんだろう”と言うので、
“主人公の親友が犯人だよ。 뻔하지” と言います。