ホセ |
저, 수빈씨랑 파혼하겠습니다. (婚約破棄します)
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죄송합니다. (すみません) |
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저희 파혼하겠습니다. (婚約破棄させてください) |
スビンのお父さん |
아니 무슨 소린가. 밑도 끝도 없이 파혼이라니. |
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(婚約を破棄したいってどういうことだ) |
ホセから婚約破棄を申し入れられ、スビンのお父さんは「“밑도 끝도 없이” 婚約解消だなんて」 と言いました。
“밑”というのは“下”とか“底”を指しています。それから“끝”というのは“終わり”のことです。そして、それらが“없다 ない”と言っているので、“밑도 끝도 없이(없다)”を直訳すると“底も終わりもない”ということになります。
これには主に
①きりがない、際限がない、(わけがわからない)
②唐突だ、だしぬけだ
という2つの意味があります。
説明をする時や、行動を起こす時は、手順を踏んで周りの空気を読むというのが必要なのに、それがなされていない状態を“밑도 끝도 없이”と表現するのだと考えていただければいいでしょう。
今回のシーンの場合、スビンのお父さんは、いきなりホセから婚約解消の申し出を受けて、“밑도 끝도 없이 いきなり、婚約解消だなんて”と言っています。
① 友だちから夜中の2時に “今から釜山に行こう” と誘われました。
そういう時
“밑도 끝도 없이 釜山に行くだって?” と言います。
② 自分が勤めている会社の役員が逮捕されてから、株価が下がり続けています。
そういう時
“밑도 끝도 없이 落ちていて、不安だなあ” と、つぶやきます。