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ライフスタイル

韓国男性はママボーイ

2018-04-23

玄海灘に立つ虹


よく韓国の男性はママボーイだという話を聞きます。ママボーイ、日本語だとマザコンだと言うことですが、日本人の目から見るとマザコンでも、韓国では儒教の国なので親孝行なのだと言われます。親孝行とマザコンの違いは何なのでしょうか?


難しいですよね。私も親孝行の典型のような主人と暮らしているので、良く分かります。


日本のインターネットで「韓国、ママボーイ」というのを調べてみたところ、日本人女性のこんな書き込みが出ていました。


日本だとぎょっとしていまいますが、韓国では立派な成人の息子とお母さんが手を繋いだり、腕を組んでくっついたりして歩いている光景を見るのは珍しくないです。
 私の彼氏も、「俺が実家に帰ると一緒に買い物に行ったりするよ。その時にお母さんが手繋いできたりするよ。」と言っていました


スキンシップに関しては韓国人は日本人に比べてスキンシップを大切にします。肌と肌が触れることで情が通じると感じるようです。ですから親子で手をつなぐというのも、自然なことなのかもしれません。ただこれも人それぞれではあります。


それよりもママボーイとして問題になるのは、親に聞かないと自分ひとりでは何も決められない男性でしょう。たとえば中学、高校時代、受験勉強に忙しく自分の着る私服もすべて母親の買ってきたものをそのまま身に付け、大学受験では大学の学部を決めるのも、就職する会社も親の決めたとおり、などというのではやはり困りますよね。


私の場合は、今はみんなスマートフォンがありますが、まだスマートフォンが無い時代に私は主人の会社に一切私用の電話はしませんでした。それが当たり前だと日本式に考えていましたから。しかし主人の母は日常的に何かあればたびたび電話していたようでした。今日、会社の帰りに実家によりなさい、とか家の中でこんなことがあったとか。家族からの電話でも全然嫌がらない、会社の雰囲気というのもあったのだと思います。


どこまでが親孝行で、どこからがママボーイなのか、その線引きはなかなか難しいところです。手をつないで歩くとか、歩かないとか、そういうことよりもむしろ重要な決定を自分一人できるか。親の顔色を見ないかが、その違いではないでしょうか。

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