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ライフスタイル

秋夕に嫁が気をつけること

2018-09-10

玄海灘に立つ虹

ⓒ Getty Images Bank

再来週は秋夕です。秋夕の時に嫁がシオモニの手伝いをする時にどのようにするのが理想的でしょうか?嫁が気をつけなければならないこと、理想的な行動が何かを教えてください。


彩さんは偉い、シオモニの手伝いをするにはどうすれば良いかと尋ねるなんて、もう嫁としての姿勢がちゃんとできているじゃないですか。そういう姿勢ができていれば大丈夫ですよ。

ではマルコメの30年間の経験から気をつけるべきことを、2,3お話しましょう。まず、いつ行くかということですね。

ご存知のように秋夕の期間は民族大移動となるので高速道路はどこも渋滞、普段の何倍もの時間がかかってしまいます。バスや飛行機、KTXで行くにしてもチケットがとれない、仕事が終わらないなどの理由で帰省の時間が遅くなることもあるでしょう。

でも嫁は、特にまだ子供のいない嫁は早くに行くにこしたことはありません。少なくとも秋夕の前の日には行くこと、それもなるべく早くに。秋夕の前日はどこの家も朝から料理作りに追われます。私も前日の朝早く行くのですが、それでも毎回義理の姉から1週間前から準備で大変だったと嫌味を言われます。実際、秋夕の準備は1週間前から買物や食材の準備などが始まり、手のかかる料理は数日前からつくりはじめるものです。ですからせめて前日のなるべく早い時間に到着するようにしたいものです。

次に大切なのが手ぶらで行かないこと、前にも話がでましたがお土産は必ず持っていくこと。また秋夕に親戚がたくさん集まる家なら、年長の親戚、たとえばお祖父さん、お祖母さんがいるなら必ずお土産は準備するように。このポイント大切ですよ。家の中の最年長者を味方につけられたら心強いですからね。

それから彩さんの場合はあまり関係ないと思いますが、韓国のお嫁さんが気を使うポイントの一つが「いつシテク、夫の実家を後にして自分の実家に行くか」ということです。秋夕は自分の実家でも家族が集まり、実家の両親も娘と娘婿が来るのを楽しみにしていますから、なるべく早く行きたいですよね。

両方の家が近ければ別ですが、遠い時には嫁の実家は翌日ということもよくあります。私は同じソウル市内でも嫁に行った最初の頃、旧正月に祭礼も終わりお客さんも帰ったのでそろそろシオモニの許可がでるかなと思っていたところ、主人の姉が一言「もういいんじゃない。実家に行かせてあげたら」と言ったら、シオモニが「正月早々に嫁が実家に顔を出すもんじゃない」とピシャッといわれたのを今でも憶えています。

最後にインターネットに出ていた「秋夕に嫁を傷つけるシオモニの言葉」です。

1)「もっと早く来なさい。実家には行くつもりなのかい」2)「来年からは準備も簡素化しよう。男に手伝わせるなんてとんでもない」この次からは簡素化すると言う話は私も10年以上聞いてきましたが、全然変わりません。

とにかく秋夕は嫁にとっては大変な行事です。まして彩さんにとっては最初の秋夕、慣れない事も多いと思います。ご主人に言ってなるべく早く開放してもらえるように、早くソウルに帰ってこれるようにしてもらいましょう。

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