[Live] 毎週義理のお母さんに電話しなければなりませんか?
2023-09-21
今日は童謡のご紹介です。
皆さんは「国楽童謡」を聴いたことがありますか。 国楽童謡とは、韓国の伝統音楽の様式で作曲された童謡をいいますが、昔から伝わる伝統的な童謡ではなく、現代になって国楽風の楽曲で創作された童謡だそうです。
今日は、そんな国楽童謡のひとつ「모두 다 꽃이야(みんな花だよ)」という歌を紹介します。
「모두 다 꽃이야 (みんな花だよ)」
산에 피어도 꽃이고 들에 피어도 꽃이고 山に咲いても花で、野に咲いても花で
길가에 피어도 꽃이고 모두다 꽃이야 道端に咲いても花で、みんな花だよ
아무데나 피어도 생긴 대로 피어도 どこに咲いても、ありのままに咲いても
이름 없이 피어도 모두 다 꽃이야 名もなく咲いても、みんな花だよ
봄에 피어도 꽃이고 여름에 피어도 꽃이고 春に咲いても花で、夏に咲いても花で
몰래 피어도 꽃이고 모두 다 꽃이야 ひっそり咲いても花で、みんな花だよ
아무데나 피어도 생긴 대로 피어도 どこに咲いても、ありのままに咲いても
이름 없이 피어도 모두 다 꽃이야 名もなく咲いても、みんな花だよ
ゆったりした国楽調の三拍子のリズムがやさしく響く童謡です。シンプルなフレーズですが、とても心に残ります。
「生まれたところや容姿や、有名かどうかなどは関係なく、一人ひとりがかけがえのない存在なんだよ」という、そんなメッセージに感じられました。
作詞作曲を手掛けたリュ・ヒョンソンさんも、ある紹介文で「すべての花は、他の花と比べて自分を咲かせたりはしません。ありのままの姿で、いつどこで咲いても、みんな花だからです」と語っています。作曲家のリュ・ヒョンソンさんは、現在、全羅南道都立国楽団の芸術監督を務めています。国楽童謡をはじめ数多くの楽曲を手掛け、2008年にはKBS国楽大賞の作曲賞を受賞しています。
やさしい曲調とともに、「そのままのあなたでいいんだよ」と受け入れてくれるような歌詞が胸に響きますね。子どもだけでなく、大人の方々にも広く愛されている童謡です。
2023-09-21
2023-09-21
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