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ライフスタイル

韓国観光-お寺

2017-07-10

韓国観光-お寺
今月は韓国観光の際に観光地で出会う日本とは違う韓国の常識をご紹介しています。今週は韓国でお寺を訪れたときの日本との違いです。それでは今日もまずは留学生の山田君とお友達の金さんとの会話からです。


金さん  山田君、チョゲ寺でハスの花がきれいに咲いているので見に行きません    
山田君  いいですね。チョゲ寺なら仁寺洞にも近いですし、買い物もあるので。
金さん  せっかく来たから大雄殿の中に入ってお参りしていきましょうか。
山田君  えっ、本堂の中に入っていいんですか。僕は別に信者でもないですが
金さん  全然かまいませんよ。韓国のお寺はどこでも自由にはいっていいんです


日本だと有名な観光地のお寺はもちろん、町のお寺でも本堂に入るというのはなかなかできないものです。法事のときや特別な行事のあるときだけというのが普通だと思います。ましてご本尊のお顔を見るなどというのはできないでしょう。

でも韓国ではどこのお寺でも、信者でなくても、ただの観光客でも自由に大雄殿と
呼ばれる本堂に入ってご本尊にお参りすることができます。またそれ以外の建物も、一部の立ち入り禁止になっている建物以外は中に入って仏像や仏画を見たり、お参りすることができます。

そして本堂の中のご本尊は、ちょうど奈良の大仏のようにどんと正面に置かれています。ですから御簾の後ろでご本尊の姿は見えないなどということはありません。

それは韓国のお参りの仕方が影響しているのかもしれません。韓国のお参りはひざまずいて頭を地面につけてから立ち上がる、この動作を最低でも3回は行うものです。中には108回、3000回、この動作を繰りかえしている人もいます。願をかけるときなどに行います。
ということで 座らなくてはならないので、日本のように外からお参りするというわけにはいかないのかもしれません。

でもご本尊のお顔をすぐ目の前で見れるというのは、やはり気持ちの良いものです。どうぞ韓国に来てお寺を訪れることがあれば、ぜひ本堂に上がって韓国の人たちと一緒にお参りしてみてください。ただし本堂に入るときは、正面からではなく必ず横の入り口から入ってください。

ということで韓国マナー、韓国のお寺では誰でも本堂にあがって参拝することができます。そしてご本尊も御簾の奥ではなくすぐ近くで見ることができます。ただし本堂に入る際には正面ではなく、かならず横の入り口から入ってください。

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