メニューへ 本文へ
Go Top

旅行

水中への旅、冬でも元気な魚たちに出会える水族館、コエックス・アクアリウム

2011-01-11

水中への旅、冬でも元気な魚たちに出会える水族館、コエックス・アクアリウム

地下鉄2号線、三成(サムソン)駅の5番、6番出口とつながっているコエックスモール。ここは2000年にオープンした46万3千平方メートルほどの規模の大きなショッピングモールで、デパートをはじめ、映画館、レストランなど、さまざまな施設があります。1日10万から15万ほどの人が訪れるコエックスモールには規模の大きい水族館、コエックス・アクアリウムもあります。コエックス・アクアリウムに行くと、氷点下10度前後の厳しい寒さが続いている真冬にも元気良く泳いでいる魚たちに出会えます。

コエックス・アクアリウムは2000年5月にオープンしました。水族館全体の水量は 3千トンほどで、面積は1万4千100平方メートルです。水槽は小さいものまで合わせると130ほどあって、650種類4万匹あまりの魚がいます。韓国を代表する水族館で、魚や水中生物の種類や数においても世界的なレベルだといえます。

コエックス・アクアリウムの中に入って最初に現れるのは青い照明でライトアップされたアートホールです。柱の形をした6つの水槽があるアートホールには韓国でしか見られない種類の魚を中心に、70種類から80種類の韓国の川魚が展示されています。韓国の川や湖、沼などに生きる水中生物の生態系をそのまま再現してある空間で、小さいながらも見応えのある展示室です。

もう少し奥の方に行くと「不思議な魚の国」という面白い名前の展示室があります。郵便ポストやベッド、街路灯などを利用した水槽の中で魚が泳いでいる楽しい展示室です。次に登場するのはアマゾンのジャングルや滝が再現されているアマゾニアワールドです。世界最大の淡水魚の一つで生きた化石と呼ばれるピラルクや狂暴なイメージのピラニアなどを見ることができます。アマゾンのジャングルの向こうには、ヒトデなど小さな海洋生物を手に取ってみることができるタッチプールがあります。すぐ近くには古くなった角質を食べる習性があって皮膚病の治療してくれるというドクターフィッシュの水槽もあって、水槽の中に指を入れてみることもできます。

2万匹あまりのイワシが泳いでいる水槽も覗いてみましょう。イワシの水槽では新年を迎えて、韓国の伝統衣装を着たダイバーと2万匹のイワシが水中で新年の挨拶とともに韓国の伝統的な遊びや踊りを披露する、楽しいイベントが繰り広げられています。気ままに泳いでいるイワシを上手に操って、楽しいショーを完成させるダイバーに惜しみない拍手が送られます。

韓国を代表する水族館というだけあって、人魚伝説のモデルといわれる2頭のマナティにも出会えます。マナティがいる水族館は日本の鳥羽水族館とここコエックス・アクアリウム、世界に2カ所しかないので、見逃さないようにしましょう。続くコースはコエックス・アクアリウム一番の自慢、海底トンネルです。超大型の水槽の下を通る72メートルの動く歩道で、大きなサメや海がめ、エイなどが気持ち良さそうに泳ぐ姿を間近に見ることができます。

寒い冬も生き生きとしたエネルギーに満ちている水中動物園、コエックス・アクアリウムでのびのびと泳ぐ魚たちを見ていると、その元気が伝わってくるような気がします。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >