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旅行

料理をテーマにしたおいしいパフォーマンス「ビバプ」

2011-08-02

料理をテーマにしたおいしいパフォーマンス「ビバプ」
ソウル地下鉄1号線または2号線、市庁(シチョン)駅の3番出口を出て光化門(クァンファムン)方面にある最初の路地を入り、イギリス大使館の方に少し歩いていくとセシル劇場があります。この劇場では今、料理をテーマにしたパフォーマンス「ビバプ」の公演が繰り広げられています。

最初に「ビバプ」が作られたのは世界にビビンバを紹介するためで、当時は30分の短いショーでした。その後、シェフを登場させた60分のパフォーマンスに脚色してエジンバラ・フェスティバルに参加し、期待以上に評価がよかったため、専用館を設けて常設公演をするに至りました。料理をテーマにしたパフォーマンス「ビバプ」は英語の食べる、イートとエンターテイメントを組み合わせた「イーターテイメント」と呼ばれています。

「ビバプ」はカラダをつかって様々な音を出す技術、ヒューマンビートボックス、パワフルなカラダの動きを使って表現するマーシャル・アーツ、アカペラ、ビーボーイダンスなど、さまざまなパフォーマンスをミックスして、おいしいビビンバのような公演を完成させています。

セリフがあまりない分、ストーリーはとてもシンプルです。一つのレストランで働く二人のシェフ。自分こそが最高のシェフだと信じている二人が日本の寿司、イタリアのピザ、中国のチキンヌードルなど、世界的に人気のあるメニューで料理対決を繰り広げます。なかなか勝負がつかず、最終的に韓国のビビンバで勝負する、という内容です。ビビンバ、ビートボックス、ビーボーイを組み合わせて作った公演のタイトル「ビバプ」からも分かるように、いろんなジャンルのパフォーマンスを混ぜて楽しい舞台を完成させています。

公演は誕生日を迎えた観客のためのパーティからスタートします。簡単なバースデーパーティの後、抽選で観客の中からこの日の料理を味わってもらう人が選ばれます。舞台でシェフに扮した二人の出演者はおいしい料理を作って、公演のはじめに選ばれた観客に味を比べてもらいます。最後のメニュー、ビビンバを味わった観客が最高のシェフを決めるのです。

最高のシェフが選ばれると、おいしいパフォーマンス「ビバプ」の公演が終わります。でも、これだけではもの足りません。メイン料理の後にデザートはつきもの。「ビバプ」のデザートはビーボーイダンス、マーシャル・アーツ、歌など、公演で披露した華麗なパフォーマンスです。

目も耳も口も楽しい1時間20分のショー「ビバプ」が終わる頃になると、ビビンバが食べたくなるかも知れません。

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