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経済

ソウル龍山地区で大規模再開発起工へ

Write: 2011-10-12 13:01:07Update: 2011-10-12 16:57:41

ソウル龍山地区で大規模再開発起工へ

韓国で最も規模が大きい都心の再開発事業となるソウル市の「龍山(ヨンサン)国際業務地区開発事業」の起工式が11日行われ、新しい街の建設がスタートしました。
この事業は、ソウル市の龍山駅周辺の延べ面積333万5千平方メートルに、100階建てのランドマークビルをはじめ、デパートやホテル、オフィス、アパートなど67棟のビルを建設するもので、投資総額だけで30兆ウォンを超え、67兆ウォンの経済効果と36万人の雇用効果が期待されています。
龍山国際業務地区の開発事業は、当初は龍山駅と龍山公園の開発と一体で進められましたが、金融危機で資金難に陥り、途中で中断していました。
しかし韓国鉄道公社が4兆ウォンの事業資金をあらかじめランドマークビルを売却して調達するなど、突破口を見出した結果、4年ぶりに事業の再開にこぎつけました。
再開発事業の主体となる「龍山駅周辺開発株式会社」は、日程の遅れを取り戻し、来年末までに建築許可を受けて工事に取りかかり、2016年12月までに完成させるとしています。
一方、龍山国際業務地区の施工金額は10兆ウォンにのぼると見込まれ、このところ発注量が減少していた建設業界に活気が戻ってくるものと期待されています。
この事業は龍山駅周辺の土地を対象に2006年に国が計画し、翌年の2007年に韓国鉄道公社とソウル市が具体化に乗り出したものです。
中心となる土地は韓国鉄道公社が所有する広大な車両整備場と操車場などです。

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