中央防疫対策本部によりますと、29日の新型コロナウイルスの感染者は前の日より125人増えて、累計で2万6271人になりました。
新たな感染者の数は、2日連続で3桁台となりました。
新たな感染者125人のうち、国内での感染は106人で、残りの19人は海外からの入国者でした。
死者は1人増えて合わせて462人になりました。
一方、ハロウィーンを控えて、ソウル市は29日からハロウィーン当日の31日までの3日間、若者が集まる夜の街の感染防止対策を強化する方針を明らかにしました。
ことし5月、梨泰院のクラブで発生した集団感染では、関連する感染者が300人近く発生し、その後も全国的に感染が拡散しました。
このため、梨泰院や江南(カンナム)、弘大(ホンデ)などにあるソウル市内の有名クラブ各店は、自発的に31日を含め来月3日まで営業を行わないと発表しました。
また、ソウル龍山(ヨンサン)の韓国駐留アメリカ軍も、ハロウィーン当日の31日午後3時から、翌日午前9時まで、将兵や軍所属の民間人の梨泰院への出入りを禁止するということです。