メニューへ 本文へ
Go Top

社会

韓国 上級総合病院で医療スタッフのワクチン接種スタート

Write: 2021-03-04 14:26:13Update: 2021-03-04 16:33:00

韓国 上級総合病院で医療スタッフのワクチン接種スタート

Photo : YONHAP News

韓国では4日から「上級総合病院」の医療スタッフに対する新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。
韓国では500床以上の病院を総合病院としていて、このうち重症疾患の患者に難易度が高い医療行為を専門的に行う医療機関を「上級総合病院」としています。
当初、上級総合病院の医療スタッフの接種は今月8日から始まる予定でしたが、ワクチンが予定より早く入庫されたことから一部の病院で日程が前倒しされました。
ソウル大学病院には8600人分のアストラゼネカ製ワクチンが昨日入庫され、今日午前から病院長をはじめとする医療スタッフが接種を受けています。
キム・ヨンス病院長は「ソウル大学病院の職員99%が接種に同意した」と語っています。
この接種とはべつに、新型コロナウイルス感染症の患者を治療する医療スタッフはファイザー製ワクチンを接種することになります。
これまで、韓国で接種を受けた人は累積で15万4421人で、このうちアストラゼネカ製がおよそ98%を占めています。
一方、3日には、ワクチン接種後に死亡したケースが2件報告されました。
死者は京畿道(キョンギド)の療養施設に入院していた50代と60代の男性で、2人とも基礎疾患が持っていたということです。
これについて保健当局はワクチンとの関連性を調査していて、死者が発生した施設のほかの接種者たちを対象に異常反応の有無を持続的にモニタリングすることにしました。
また、専門家たちは、世界的にもワクチンによる死亡が確認されたケースはなかったとして、基礎疾患がある場合も接種を受けることを勧めています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >